まいぐるめ

浅草界隈メインの昼食・関東エリアのディナー情報

IT系雑感

【PCトラブル対策】ブルースクリーンエラー多発・PC不調の際には、Memtest86+でメモリチェックをしてみよう。

調査するようになった経緯

環境

  • マザーボード ASUS P7P55D-E
  • CPU Core-i7 860
  • 自作PC 2010年頃にマザーとCPUは組み立て。
  • 2013年頃に、HDDからSSDに変更。
  • 2013年頃に、メモリを2GB*2 から 4GB*4

主な症状

2015年年末頃から、主に利用しているPCでブルースクリーンエラーが多発するようになってきた。

特に重い処理をしているわけではなく、
WEBブラウザで動画を見ていたりする位のレベルでも、或いは、PCを立ち上げたばかりで1時間ほど放置すると突然ブルースクリーンエラーになったりすることを確認していた。

ブラウザの中でも、Firefox が最も落ちやすく、Chrome が安定しやすいこともあって、
それまでのメインブラウザは Firefox だったが、Chrome に主な環境を移行してしまっていた。

一時期、落ち着いたと思っていたが、2016/2頃に再発。
まぁ、何分、組み立てたのが、2010年頃のことだし、寿命と言えば寿命とは考えるが、
多少は調査をするべきだな…と思い、各種調査を行うことにする。

BlueScreenViewで(なんとなく)原因を推測してみることにする。

多発しているブルースクリーンエラーではあるが、特にエラーコードなどをメモしていなかったこともあり、ブルースクリーンエラーのログなどを表示させることのツールがないか…を探してみることにする。

ブルースクリーンを解析するユーティリティソフト BlueScreenView~BlueScreenViewの使い方
http://senryaku.sengoku-jidai.com/Freesoft/BlueScreenView.html

BlueScreenView
ブルースクリーン発生時の情報を一覧表示。クラッシュの原因を特定するのに役立つソフト
http://www.vector.co.jp/magazine/softnews/150319/n1503191.html

ブルースクリーン時のエラー情報を収集・閲覧できるソフト「BlueScreenView」
http://www.forest.impress.co.jp/docs/review/20090825_310504.html

へー、こういったツールがあるのか。
ひとまず、導入してみてみることにする。

うわー、いっぱいあるなぁ。
うーん、何だろうなー。なんとなく、メモリ周りのエラーのような気がするー。
…と推測とも言えないレベルで、原因を予想しながら、メモリ周りにエラーが発生していないか、もう少し調査を行うことにする。

Windowsの標準機能の、メモリ診断ツールを利用してみる。

コンピューターのメモリの問題を診断する
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows7/diagnosing-memory-problems-on-your-computer

Windows 7のメモリ診断ツールの使い方
http://blog.prismnium.net/?p=163

Windows 7 には、メモリ診断ツールがあるので、ひとまず、それを実行してみる。
基本・標準・拡張…とある。
拡張は時間がかかるようなので、まずは標準でテスト。
エラーは確認できなかった模様。
念のため、拡張で再実行。
…とすると、1-2時間経過しても、終了しそうにない。

作業していたのは、午後11時頃だったので、もう寝てしまおう。( ˘ω˘)スヤァ
翌日、朝( ゚д゚)ハッ!

どうなっているかなー、と結果を見ると、
メモリ診断テストの結果は、特に表示されておらず、
「深刻なエラーから回復されました」との表示がある。

BlueScreenViewを起動してみると、
…どうやら、メモリ診断ツールの処理が終了後に、ブルースクリーンエラーが発生したようですね。

通常であれば、通知領域に結果が表示されるハズなのだが、表示されていないので、
メモリ診断ツールの結果が、どこかにログでも残っていないものか…、と探してみることにする。

Windows7メモリ診断の結果を見る方法
http://pc-research.com/pc/windows7-memory-test.html

すると、上記のようなサイトを見つけることができるので、該当の箇所を見てみるが…。
うーん、よくわからない。
しかし、このサイトで『memtest86+を使ったテストが有名』…と記載を拝見し、
memtest86+ について、調べてみることにする。




メモリ診断にmemtest86+を使ってみる

「Memtest86+」の使い方
https://pctrouble.net/software/memtest86plus.html

Memtest86で10周チェックとか意味あるのか?
http://freesoft.tvbok.com/tips/windows/memtest86.html

メモリ診断 Memtest86+の使いかた
http://www.sakura-pc.jp/pc/contents/hardware/memory/memtest86.html

へー。こういうのがあるのか。
早速、公式ページに行って、ダウンロードして、CDに焼いてみる。
一応、念のため、(SSDに悪影響が発生するとイヤなので)SSDに刺さっているSATAケーブルを外した上で、PCを再起動しつつ、CD起動する。

Memtest86+ が起動するので、しばらく放置することにする。
Memtest86+ を何周も回すひともいるようですが、どうなることやら…。
…とか、考えていたら、1周もしないウチに、画面の下半分が赤く染まるΣ(゚∀゚ノ)ノキャー

DSC_0340

ウム。明らかなメモリエラーですね。
ブルースクリーンエラーの原因には他の可能性もありますが、ひとまずはこのメモリエラーを取り除かないといけませんね。

エラーを発生しているメモリを特定する

4枚あるメモリを一枚一枚、メモリスロットに一枚ずつ挿して、Memtest86+ を実行してみる。

DSC_0341

1枚めから、画面半分が真っ赤になって、少々ビビるw

DSC_0342

DSC_0343

DSC_0344

…しかし、2-3枚目以降は、Memtest86+を1周回した程度では、エラーは出てこなかった。

残ったメモリを、マザーボードに戻してみる

エラーの発生したメモリを以外を、マザーボードに戻して、SSDにSATAケーブルを挿しなおして、起動しなおしてみる。

?…黒い画面のまま、起動しない。
再び、メモリスロットから全てのメモリを取り外して、とりあえず1枚だけメモリを挿してみると…
?…起動した。
なんだ、これ。

マザーボード、P7P55D-E には、
メモリスロットが DIMM_A1,DIMM_A2,DIMM_B1,DIMM_B2 …の4つがある。

1枚のメモリをそれぞれのメモリスロットに入れて、起動してみると、
検証してみると、
DIMM_B1,DIMM_B2 に挿すと、PCが起動するけれど、
DIMM_A1,DIMM_A2 に挿すと、PCが起動しない。

うーん、こりゃ、マザーボードも逝ってるな…。
とりあえず、DIMM_B1 , DIMM_B2 の二箇所にメモリを挿すと、ひとまずは起動した。
しかし、DIMM_B1 , DIMM_A1 の組み合わせだと、起動しない。
うーん。どうせ、メモリを二枚しか挿せないなら、DIMM_B1 と DIMM_A1 の組み合わせならば、デュアルチャンネルになるんだけどなー。
…と少々残念ですが、まぁ、今回は納得することにします。
6年ほど、利用しているPCなので、多少のスペックダウンも仕方ないですね。

マザーボードも、メモリもどちらも逝ってれば、それはブルースクリーンエラーも多発しますわな…

その後、1ヶ月ほど経過しましたが、安定して稼働しているので、ひとまずはよしとします。

上記、事象について、記録を兼ね、記載することにします。
同様の事象になる方は、そうそういないとは思いますが、
このページに辿り着いた皆様に少しでも、解決の糸口になれば幸いです。

-IT系雑感

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
参考になりましたら、ぜひSNSで拡散してください。